開当男山酒造 蔵元・蔵人から
ここ南会津地域は「雪国」です。 雪が多いだけでなく寒さも厳しく、最低気温がマイナス20度にもなります。酒造りの需要ポイントの温度管理が、恵まれた気候でなされる部分は大きく、さらに清らかな雪解け水によって醸されます。寒仕込みの間、蔵元・蔵人とも一切手を抜かず、また代々伝えられた力と技を受け継ぎ、日々緊張感をもって取り組んでおります。また、大型冷蔵設備の導入や吟醸には専用の仕込み室を設けるなどキメの細かい造りも行っております。 「お客様の選ぶ幅を拡大し、より好みのお酒を提供したい」をモットーに商品アイテムを増やすことも大切と考えております。
開当男山酒造 渡部謙一醸造元
蔵元紹介
開当男山酒造 歴史・概要
福島県南会津郡南会津町は、江戸時代には幕府直轄の天領地として独自の文化を育み、田島祇園祭などはその代表的な伝統文化として有名ですが、それらとともに、お酒もまた地元の人々に大切にされて参りました。
創業は享保元(1716)年。創始者の当家3代目渡部開当(はるまさ)の開当がそのまま銘柄となっており、以来14代、300年にわたり寒冷地を生かした独自の酒造りに取り組んで参りました。現在は、蔵人すべてが地元の者になり、昼夜を通してよりいっそう丁寧な造りに励んでおります。
「全国新酒鑑評会」においては、近年も多数受賞させていただきました。